付き添いの父母の服装に決まりはない
結論から言うと、七五三の付き添いの人たちの服装はどうすべきか、ということに関して、特に決まりはありません。
実際に七五三の会場、神社などに行ってみればわかりますが、礼服を着ている母親もいれば、カジュアルな洋服を着ている母親もいます。かと思えば、子供よりも派手なブランド服を着てくる母親もいたり。
決まりがないから自由に決めていいと言われても、逆にどういうふうに決めればいいかわかりませんよね。
七五三の父母の服装の決め方
1,父親に合わせた服装にする
一番無難なのは、父親とおなじ雰囲気の服装にすることです。
七五三では、ほとんど全員の家族が、集合写真を撮ると思います。その際に、主役の子供の両親である父親と母親の服装が違うと、写真にまとまりが無くなってしまいます。
特に夫婦間で年が離れていたりすると、お互い服装が違うとなおさら、夫婦のように見えなくなってしまいます。
父親がスーツを着るのであれば、お母さんもスーツ、父親が礼服をきるのであれb,お母さんも礼服、お父さんが大胆にカジュアルな服を着るのであれば、お母さんもカジュアルな服装にするといいでしょう。
2,他の家族の写真を参考に決める
写真館や、七五三の衣装を借りるレンタル衣装屋さんなんかには、必ず七五三の記念写真が飾ってあると思います。
そうした記念写真を参考にして、自分の衣装を決めるというのも、非常に確実な方法です。
無難なのは、父親と母親が似たような服装にすることですが、家族構成や子供の服装の感じなんかから、父親と母親が違う服装でも特に違和感を感じさせないという場合もあります。
しかし、それらは、頭で考えてもよくわからないと思うので、実際の写真をみて決めると、よりイメージしやすく確実でしょう。
3.姑、おじいちゃんおばあちゃんに気づかう
父母、祖父母さんがご存命であれば、七五三の写真を見せることになるでしょう。その際、姑との仲が良いのであれば問題ないのですが、もしあまり関係がうまく行っていないのでしたら、カジュアルな服装や目立つ服装はやめて、礼服やリクルートスーツのような地味なものにしたほうがイイでしょう。
4,せっかくだから着物を着るというのも全然アリです
家に着物があるから着てみたい、というお母さん方もいるかと思います。また、着物を着てみたいという方もいるでしょう。
七五三は日本の伝統行事で、神社で写真を撮る方も多いでしょう。着物はそうした雰囲気にピッタリ合うので、着物を着るというのもアリです。
たとえ、お子さんが男の子であろうと、女の子であろうと、着物ではない服装だったとして、それでお母さんが着物だったとしても、まったく違和感はありません。それが日本の伝統衣装のすごいところです。
ただ、一つ注意して置いたいのが、着物の着付けに手間取って、肝心のお子さんの時間を奪ってしまわないよう、スムーズに着物の着付けができるように当日の手配をぬかりなくやっておきたいですね。
まとめ 子供を引き立てるという気持ちを忘れずに
七五三に付き添いの親の服装に決まり事は一切ありません。七五三はいわゆるフォーマルシーンでもありません。よって、あまり堅苦しく考えず、自由な服装をしてください。
ただ、一つだけ心に留めておいてほしいことは、七五三は子供が主役だということです。
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