ひな祭りだからひなまつりにちなんだ夕飯で、お祝いしたいけど、料理に自信がないし、複雑なことできないし、時間がない。でもおいしいものを作りたい、そんな欲張りなことをお考えの皆様に、とっておきのひな祭りレシピを紹介します。
ひな祭りに必要なメニューの三本柱
ただでさえ普段料理していないのに、ひな祭りらしい料理なんてどうすればいいのだと、途方に暮れるかもしれません。しかし全く心配に及びません。今からあげる三つの料理を作れば、立派なひな祭り料理になります。その三つとは次の通り。
- ちらし寿司
- ハマグリ料理
- ひしもち型デザート
この三つのメニューを作れば、誰にも胸を張って言うことのできるひな祭りのための料理となります。でもすこし難しそうだなぁと思ったあなた、全く心配いりません。すごい簡単です。しかもおいしいです。
ちらし寿司
いきなり初めから、ひな祭り料理のクライマックスともいうべき料理、ちらし寿司です。見た目は派手ですし、いろいろな具材を使うので、とても難しそうに思うかもしれませんが、次の手順に従えば、スイッチをおしたり、混ぜたりするだけの、本当に超簡単な手順で作ることができます。
これぞずぼらな男のためのひな祭り料理決定版です
ちらし寿司料理のおおざっぱな流れ
- ご飯を普通に炊く
- すし太郎で酢飯を作る (あったかご飯にまぜるだけ)
- 好きな具材をのせる (自分で作ったのでもいいし買ってきたものを乗せるだけでもいい)
たったこれだけです。これで立派でしかもおいしいちらし寿司の出来上がりです。では簡単ちらし寿司を作るために準備するものを解説します。
- 普通に炊いたご飯
- すし太郎(市販品)
- ちらし寿司にのせる具材
以上の三つです。
あったかご飯にすし太郎を混ぜるだけで、おいしい酢飯が出来上がります。すし太郎にはあらかじめ、ニンジン、レンコンなどの具材が入っていて、これだけで食べてもすでにおいしいのですが、しかし、本当にそっけないちらし寿司状態になってしまいます。
よって、これに具材をプラスします。自分で作れる方は、自分で作ってもいいですが、めんどくさければ、買ってきて乗っけるだけでもOKです。ひな祭り料理として、最低限ちらし寿司に乗っけたい具材は黄色いもの、赤いもの、緑色のもので以下の通りです。
黄色の具材としての錦糸卵
錦糸卵は卵さえあれば作れますが、簡単なようでいて意外と難しのが錦糸卵。いっそうのこと、スーパーで買ってきてしまいましょう。
赤い具材としてのカニカマやいくら
ちらし寿司に赤い色のカニカマがはいると、さらに鮮やかさが増して、ひな祭り料理っぽくなります。カニカマもどこのスーパーにも売っています。値段も手ごろですので、急いで買ってきましょう。
また、余力があれば、いくらなんかでもいいでしょう。これも買ったものをそのまま乗せるだけでOKです。
緑の具材としてさやえんどうかカイワレ大根
本当はさやえんどうを使いたいところですが、さやえんどうだと、ゆでたりするのが結構面倒です。そこで私がお勧めするのが、カイワレ大根です。カイワレなら、1パック数十円でとにかく安い。根っこを切ってちらしずしに適当にまぶせばおしまいです。
あとは好みでハムや刻みのり
あとは刻みのりをはでにまぶします。ハムなんか細かく切って乗せてもいいでしょう。
以上でひな祭りのメインディッシュ、ちらし寿司の手順はおしまいです。
ハマグリのお吸い物
間違っても、昆布から出汁をとって、ハマグリを煮込んで、なんてことをしないでください。もちろん料理に手慣れている人であれば、かまわないのですが、普段料理をしなくて、今日だけ料理をするような人は、出汁から作るようなことをすると、思わぬ失敗をして、せっかくのひな祭りを台無し人しかねません。
これは潔くインスタントをフル活用しましょう。
スーパーに行けばハマグリのお吸い物が売っていますし、アマゾンでも買えます。
これにそのままお湯を入れれば、ハマグリのお吸い物の味は完成です。しかし、それだけでは見た目が寂しいでしょう。その時は、ハマグリの貝殻付きのお吸い物を買うか、ハマグリの貝をそのまま買ってきて、お吸い物と一緒に煮込みましょう。
余力があれば、三つ葉なんかも買ってきて、お吸い物に添えれば、味も見た目も料亭のハマグリのお吸い物です!
以上でハマグリのお吸い物の料理手順はおしまい
ひしもち型デザート
これはデザートですが、これもひな祭りならではの料理ですので、ぜひともメニューに入れたいですね。
本当のひな祭りでのひしもちは餅を加工したものですが、料理のプロフェッショナルでも、これを料理としてゼロから作る人はほとんどいませんので、堂々と買ったものをそのまま出しましょう。
ここでのポイントは、お盆にこだわることです。といっても難しく考えることはありません。百均でそれっぽいお盆を見つけて、そこに乗っけて出せばいいのです。
赤や黒の漆塗り風のお盆の上に乗っけて出すだけで、気分は平安王朝のひな祭りです。
ひしもちに関してですが、普通に餅でもいいですが、最近はひしもちに形を似せた蒸しパンやケーキなどいろいろなバリエーションがあります。
みんなの好みに合わせて、みんながよろこびそうなものをチョイスするといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これならだれでも簡単に作れますね。しかも、見た目も味も本格的です。むしろ、料理に手慣れた人の方が、かえって味付けを失敗したりして、まずいものを食わせる羽目になったりしますので、変に無理せず、既製品をうまく利用して、簡単で早くできておいしいひな祭り料理をさっと作りましょう。
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