「喪中であることを伝え忘れた人から、年賀状が届いてしまった!」それが親しい友人とかならまだいいですが、喪中にもかかわらず、会社の上司から年賀状が届いてしまった!となったら、焦りますよね。
失礼のないように、喪中のハガキを出さなければならないのですが、どんなハガキを選べばいいのでしょうか?切手を貼る場合はどうすればいい?
喪中の年賀状への返事のはがきは郵便局で買う
2014年から喪中用のハガキの販売が始まった
喪中の返事に、年賀状を使わないのは当然のことですが、できれば官製はがきなども使わずに、郵便局で販売している喪中用のハガキを買うのがベストです。
2014年から郵便局でも、喪中はがきが発売されるようになりました。
郵便局で販売している喪中はがきは、絵柄と文章がすでに印刷されているので、こちらが書かなければならない部分が少なく、非常に便利です。
特に、郵便局の喪中はがきの場合、最大限、どんな人のどんな状況でも使えることを再優先に考えられた、非常に当たり障りのない、あらゆる方面に配慮されたハガキになっているので、郵便局の喪中はがきを使えば、間違いがありません。
早い時期であれば郵便局の印刷サービスもある
また、郵便局では喪中はがきの印刷もあり、その場合は差出人の住所も印刷してくれて、注文日から最短で営業日2日で自宅に届けてくれます。
郵便局の喪中はがき印刷サービス以下の様なデザインから選ぶことができます。
喪中の返事にどうしても切手を貼りたいときには
あるいは切手をはらなければならない喪中の返事のハガキがすでにある場合は、切手は喪中用のものが「弔事用52円普通切手花文様」として販売されているので、それを購入しましょう。
喪中はがきで、さらにこうした専用の切手を貼ることで、受け取った人にたいしてより強く、「喪中である」ということを印象づけることができ、より丁寧な気持ちを伝えることができます。
弔事用52円普通切手花文様
もしもない場合は、オーソドックスな普通の切手でも構いません。記念切手は絶対にやめましょう。
喪中での欠礼、年賀状にたいする返事は余計なことをしないに尽きる
とにかく、喪中の返事のはがきは、余計なことは書かないようにしましょう。
どうしても伝えたい事があるならば、改めて電話をするなり、メールを送るなり、直接会った時に伝えるようにしましょう。
喪中というのは、人によって受け取り方は様々です。
もしあなたが、親しみを込めて一言、喪中はがきに付け加えた言葉も、喪中はがきを受け取った人には、「喪中なのに非常識な!」と思われかねません。
喪中はがきの役割は、あなたの近況報告ではありません。あくまでも、貴方が「年賀状を受け取ったにもかかわらず、こちらからは年賀状を送れずにすみません」と伝えることが、喪中の返事の役割です。
相手にお詫びの気持ちが伝われば十分であり、それ以上のコトを伝える必要はありませんし、伝えるべきでは無いでしょう。
年賀状を送れずにすでに、欠礼をしているということを自覚し、返事は簡潔に、極力余計なことは書かないようにしましょう。
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