隣の家のエアコンの室外機の音が気になる場合、以下の手順を試してみてください。
穏やかに話し合う
もしできるのであれば、隣人に直接相談するのが、一番いい解決方法です。
とはいえ、なかなか言えないですよね。
隣人との人間関係が悪化しないように、以下のポイントに気をつけてください:
- 穏やかな態度で話しかける。
- 感想や状況を具体的に伝える(例:「室外機の音が夜に特に響くので、気になっています。」)。
- 解決策を一緒に考えたいという姿勢を示す。
騒音の測定をする
騒音がどの程度かを確認するため、騒音計アプリや測定器を使って数値を記録します。
うるさい、と言うと、どんなに穏やかに言われても、角が立つものです。
しかし、具体的なデシベルであれば、その数字に感情はないので、隣の人も、怒ることなく、騒音で悩んでいることを、理解してくれるでしょう。
また、地域の規制(デシベルの上限値など)を調べ、それを参考に話し合いの材料にもすることができます。
管理会社や大家さんに相談する
賃貸物件の場合、管理会社や大家さんに相談することで、隣人に対して中立的な立場から注意を促してもらえることがあります。
管理会社は、マンションなどであれば、建物の看板やプレートなどに書かれていることがあります。
借家などの場合だと、なかなか分かりづらいですが、そういう場合は、自治体の住宅相談窓口などに行くと教えてもらえることがあります。
4. 自治体や環境保護機関に相談する
もし音が規制値を超えている場合、自治体の環境部門や保健所に相談するのも選択肢です。
調査や指導をしてもらえることがあります。
5. 簡易的な防音対策
隣の家に対策してもらうのではなく、自分の家を対策するという方法もあります。
自分の家でできる防音対策として以下を試すことも検討できます:
- 窓に防音カーテンや防音シートを設置する。
- 室外機の方向に防音フェンスや植栽を設置する(隣家との相談が必要な場合もあり)。
6. 専門家の助言を求める
解決が難しい場合、弁護士や調停機関に相談し、適切なアドバイスを受けることができます。
法テラスなどを利用すれば、無料で弁護士相談することができる場合があります。
隣の家の室外機を勝手に触って対策するのは危険!
所有権の問題
室外機は隣人の所有物であり、無断で触れることは法律的に問題になる可能性があります。最悪の場合、器物損壊や不法侵入とみなされるリスクがあります。
関係悪化の可能性
勝手に対策をしたことが隣人に知られた場合、信頼関係が損なわれる可能性があります。「勝手に何かされた」と感じる人もいるため、注意が必要です。
誤った対策のリスク
素人の対策が原因で室外機の性能が低下したり、故障した場合、責任問題に発展する恐れがあります。
どうしても自分で隣人の室外機の騒音対策をしたい場合
必ず、隣人の許可を得ましょう。
そして、室外機の下にゴムマットを敷く、などの対策をしてみるといいでしょう。
室外機を静かにする方法は次の記事で詳細に説明しています
>>エアコン室外機のうるさい原因と騒音を減らす方法
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