プリザーブドフラワーの作り方!簡単に激安で仕上げる方法

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プリザーブドフラワーはドライフラワーとは何が違う?

プリザーブドフラワーは英語で Preserved flower といい、直訳すると、保存された花、という意味です。

よく似たようなものに、ドライフラワーというものがあって、これは観賞用に花を乾燥させるものですが、プリザーブドフラワーは、特殊な液体を使用して花の水分を抜き、さらに別の液体で着色させたりすることによって、より鮮やかに、生花のように見せるのが特徴です。

プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い

プリザーブドフラワー ドライフラワー
作成方法 専用の液で着色し自然乾燥 ただ乾燥させるだけ
見た目 生花の水水しさ柔らかさがある 鮮やかさ、柔らかさが失われる
保存状態 1~2年にわたる長期保存が可能 数か月で色あせし壊れることが多い
着色は? 脱色して色を着色可能 着色は難しい
作成費用は? 費用がかかる 費用はほとんどかからない
難易度は? 作成が難しい 作成が簡単

とにかく高額なのが欠点

もし観賞用として考えるのであれば、色彩の鮮やかさ、質感、保存状態と、欠点の見た当たらないのが、プリザーブドフラワーですが、作るのも難しいし、かといってできたものも買うにしても、高いのが玉に瑕です。

具体的にいくらくらいするのかというと、たとえばこのプリザーブドフラワーのバラ、大1、中1、小3のもので、約4000円です。

意外と簡単?プリザーブドフラワーの作り方 1

これを普通の生花の花束として購入すると、販売店にもよりますが、このくらいのボリュームの花束として買うことができます。

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ドライフラワーは、ただ、この生花をそのまま乾燥させればいいだけです。となれば、いかにプリザーブドフラワーが高額になるかが、わかってもらえると思います。

でも、もし自分で作るとなれば、時間はかかりますが、意外と手軽にそしてなにより安く作ることができます。

まず初めにプリザーブドフラワーの作り方の手順をざっと説明すると次の通りの四つの手順となります。

プリザーブドフラワーの作り方

花を準備する

花の脱水・脱色をする

花に着色をする

花を乾燥させる

必要な材料

プリザーブドフラワーを作るには、いくつか特殊な液体を用意する必要があります。といっても、近所のドラッグストアや薬局で手に入れることのできる程度のものです。必ず必要なものとしては、次のものです。

脱水・脱色のための液体

→消毒用エタノール(メタノール)

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消毒用エタノールIPA 500ml (指定医薬部外品)
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着色のための液体

→精製グリセリン

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大洋製薬 グリセリン 500mL 指定医薬部外品 大洋製薬

→染色液(専用のものもありますが、プリンタのインクや万年筆のインクなどでも代用可)

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プリザーブドフラワー染色液 SF-B 加工液200ml (白) フラワーフォレスト

花の準備

プリザーブドフラワーにする花を用意します。どんな花でもいいのですが、できる限り新鮮な花を用意しましょう。

用意した花を、花の部分を残して茎を切るのですが、ここで注意したいのが、切った後に脱水・脱色の準備をしておく、ということです。

茎を切った後に、花の形が崩れないように、新鮮なうちに脱水・脱色の作業を行うことが大切です。

プリザーブドフラワーに適した花は一般的に次のものです。

バラ 意外と簡単?プリザーブドフラワーの作り方 3
カーネーション 「カーネーション」の画像検索結果
ユリ  「ユリ」の画像検索結果
アジサイ  「アジサイ」の画像検索結果
ラン  「ラン」の画像検索結果
ヒマワリ  プリザーブドフラワーの作り方!簡単に激安で仕上げる方法未分類 生活の知恵 答え

花の脱水・脱色

花の脱水・脱色をするのは非常に簡単です。上記で紹介したエタノールを入れた容器の中に、切った花を丸ごと沈め、一日待ちます。

エタノールに浸すことによって、花から水分が出ていくのと同時に、お花の色素もアルコールとともに溶け出して出ていきます。

基本的に一日程度で色素が抜けていきますが、一応目視で確認し、脱水・脱色が足りないなと思ったら、適宜エタノールに浸す時間をもっと長くしてみてください。

花に着色する

着色というと、色を塗りつけるのか?と思うかもしれませんが、プリザーブドフラワーの場合は、カラーインクを花に吸い込ませます。

つまり、着色したい色を調合して作って、そこに上記の脱水・脱色した花の茎を浸して、そのカラーインクを花に吸い上げてさせます。

その着色用の液体は、花が吸い上げ、またうまく着色されるようにするために次のようにつくります。

 プリザーブドフラワー着色液のつくりかた

1、グリセリン2:水1の割合で混ぜる。

2、その液体の中にインクをたらして着色したい色を作る

3、その液体を35度ほどにあたためる

このようにして作った液体の中に、上記の脱水・脱色した花の茎を浸して、カラーの液体を花に吸わせます。

ポイントはインクにグリセリンを混ぜることで、これによって、より花が生花のような生き生きした質感で着色されます。

これも一日ほど待ちますが、目視で確認し、色の吸い上げが足りなく、着色が足りないようであれば、適宜、もっと時間をかけて、浸します。

実際の花にはない色に染めることもできます。

花を乾燥させる

カラーの液体を吸って花に色がついたら、カラーの液体から花を都市出して、乾燥剤などを入れた容器に花を入れて、乾燥させます。

感想を急ぎすぎると、花が崩れてしまったり、失敗の原因となりますので、できる限り自然乾燥で、気長に乾かします。

一日から二日ほど待ちます。

まとめ

上記がプリザーブドフラワーの基本的な手順です。

時間がかかりますが、それほど難しい作業はありません。

慣れないうちは、いろいろと手間取ってうまくいかないこともあるかと思いますが、数を重ねるうちに、綺麗に仕上げるコツもわかってくると思いますので、どんどんとトライしてみることが大切です。

慣れてきたら虹色にも挑戦してみましょう!
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