今はもうキャッシュレス=クレジットカードの時代
一昔前までは、クレジットカードは借金やローンのイメージがあるために、持つべきではなく、出来る限り現金払いにするべきだという見方が主流でした。
しかし今は、クレジットカードを便利に安全に使うためのインフラがどんどん整い、さらに政府も国策としてキャッシュレス化を推進しています。
クレジットカードが使えるところが格段に増えた現在、カードで払うほうが便利だし早いし、現金を持ち歩くより安全です。
こうした時代ですので、今やもう、キャッシュカードのマイナスイメージにこだわって現金払いにこだわっていることこそ、金運を逃してしまいかねません。
最新のクレジットカード事情を学んで、あなたの金運アップに役立ててください
クレジットカードは八枚持つべきという似非風水に惑わされるな
それではクレジットカードは何枚持つといいのでしょうか?
いろいろなところで、8枚持つといいと言われています。その8枚とはどこから出てきた数字かといえば、漢数字の八の字が、末広がりなので、8枚だと金運を呼び込むと説明しています。
これはいくらなんでもこじつけに過ぎません。
そもそも、クレジットカードの発行に関して、発行する金融機関や会社は各社情報を共有していて、発行を希望する人のクレジットカードのキャッシング枠の総額が年収の三分の一を超えないようにチェックしているため、無駄にたくさんのクレジットカードを発行してしまうと、あなたの金融機関における評価が下げられかねません。
つまり無闇矢鱈にクレジットカードを8枚も発行すれば、金運が上がるどころか、金融機関におけるあなたの評価が下げられてしまうわけです。
それにより、あなたが本当にほしいと思う肝心なカードを発行してもらえなくなったり、住宅ローンや自動車のローン審査に落ちてしまったりということが起こりかねません。
クレジットカードは必要な分だけ発行し、必要なものだけ持つようにしましょう。
日本人の平均所持枚数は3.3枚
では、だいたい他の人は何枚くらいのクレジットカードを持っているのでしょうか? JCBが行った調査では、3.3枚という調査結果が出ています。
この調査結果が示すことは、つまり、日本において生活するにあたって、だいたい4枚あれば、ことは足りるということなのでしょう。それにしても、なぜ複数枚もつ必要があるのでしょうか? 一枚だけではダメなのでしょうか。
もちろん1枚のクレジットカードで事足りれば、それに越したことはないのですが、クレジットカードをよりお得に使うには、やはり複数のカードを使い分ける必要があるのです。
クレジットカードを複数枚持つべき理由
現在、クレジットカードに様々なサービスが付与されるようになりました。その中でも、いま最も注目されているのが、ポイントによる還元サービスです。
ポイント還元サービスは、クレジットカードで支払いをすればするほど特典を受けられる仕組みです。しかし、せっかくためたポイントが使える場面が限られていたことが問題でした。
ポイントを貯めても、そのポイントでは航空チケットしか買えないとなれば、飛行機を利用して旅行することをしない人にとっては、無駄なポイントになってしまうわけです。
ところが、最近では、ポイントサービスする会社が、各社提携をすることで、ポイントの使いみちが、非常に増えました。
航空券購入で貯めたポイントが、コンビニでお菓子を買うのに使えたり、税金を払って貯めたポイントで電化製品を買えたり。
となれば、だれでもクレジットカードを使いたくなるでしょう。
しかし、還元されるのは現金ではなく、ポイントで、そのポイントも各社の連携が始まったとはいえ、全てに使えるというわけではないので、クレジットカードのポイントを取りこぼしなく貯めて、上手に使うためには、各種サービスを網羅するように複数のカードを持って使い分ける必要があるのです。
カードの枚数が多すぎるとポイントは貯まらない
クレジットカードでの支払いによってポイントを貯めるには、ポイント対応しているクレジットカードを持っていなければなりません。
そこで、ポイントの取りこぼしがないように、たくさんのカードを持っていた方がいいのでは?と思うかもしれませんが、実はたくさんカードを持ちすぎると、かえってポイントがたまりにくくなります。
というのも、商品によっては、複数のカードのポイントに対応している場合があるために、物を買うときに、どのカードにポイントをためればいいのだろうかと、迷いが出ることになります。
そうなると、ポイントが分散しやすくなってしまい、結局、ポイントがなかなかたまらなかったり、ある程度までポイントをためるのに、時間がかかってしまったりと、せっかくのカードのメリットを活用しきれないで終わってしまうことになります。
金運を上げるにはカードに合わせて買い物する
金運に恵まれている人に共通することは、みなお金の出入りをきっちりと把握しているという点です。
そうした点において、お金の出入りの履歴をあとからでも確認できるクレジットカードは非常に便利ですが、クレジットカードの枚数が増えれば増えるほど、逆にお金の出入りが複雑になるために、クレジットカードの枚数は極力減らさなければなりません。
クレジットカードが少ないと、こんどはポイント対応する商品、お店も少なくなってしまうために、その兼ね合いが悩ましいところです。
そうした時は、思い切って自分の持つカードに合わせて買い先を選ぶようにしましょう。
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