入学祝の相場はいくら?小学校、中学校、高校、大学、専門学校

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入学祝の相場表

入学祝にみんないくらくらい支払っているのか?現在東京三菱UFGとなった旧三和銀行が平成10年に調べた調査の結果が以下の表です。

だいぶ古い調査結果ですが、それ以降、こうした調査が行われていないために、いろいろなサイトではこの数字をもとに入学祝の相場を紹介しています。

親戚 友人/知人
小学校 5,000
– 10,000
10,000 3,000
– 5,000
中学校 10,000 10,000 3,000
– 5,000
高校 10,000 10,000 10,000
大学/専門 10,000 10,000 5,000
– 10,000

しかし、時代も進み、物価も変わってきたことから、こ入学祝の相場も徐々に変わってきています。以下、順番にそれぞれの相場を見ていきましょう。

入学祝の相場はいくら?小学校、中学校、高校、大学、専門学校生活入学祝 相場 1

小学校の入学祝相場は?

小学生のうちだと、まだお金の金額に対して、ピンとこないことも多いでしょう。ですから、それほど気を張らず、少額でいいと思います。

ただ、入学祝としてお金を渡すことは、お小遣いをあげるのとは違って、特別なことだとわかるように、祝儀袋などの熨斗に入れて渡してあげることが親切でしょう。

こんなかわいい専用の熨斗もあるので、百均などで間に合わせのものを買うのではなく、もう数百円出して、ちゃんとした熨斗を使いたいものです。

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自分の子供・孫への入学祝金額は?

小学生だと10,000円くらいが相場です。昔の感覚だと少し多いような気もしますが、きちんとそのお金の使い道、使い方を指導することが大切です。

必ずお祝い金を上げっぱなしにするのではなく、もしその子供の通帳などがなかったら、通帳をつくってあげて、そこにお祝い金をいれるというのもいいでしょう。

親戚の子供への入学祝金額は?

親戚だと3000円から5000円程度が相場です。 小学生ではまだそれほど、お金の感覚もよくわかっていないですので、小学生の子供にあげるというよりも、お父さんお母さんに渡す、という意味合いの方が強いでしょう。

親戚づきあいというのは、とても気を遣う関係ですので、あまり高額になりすぎると、相手にお礼のことで気を使わせてしまいかねませんので、逆に少ない金額の方が、ご両親に喜ばれるでしょう。

知人・友人への入学祝金額は?

知人、友人の小学生への入学祝を渡す場合の平均額は3000円から5000円ほどです。親御さんとの関係によって、いろいろと変わってくるでしょうけども、知人友人は、親戚づきあいと違い、お互いそれほど気を使う中ではないので、平均額や相場に縛られなくてもいいでしょう。

中学校の入学祝相場は?

中学に入学というのは、それまでの小学校生活が長かったこともあり、子供としてもちょっと特別に感じるものです。

よって、小学校の時の入学祝よりも、すこしだけ上乗せしてあげたいものです。

自分の子供・孫への入学祝金額は?

小学校の時の入学祝と同じ額か、それに5000円ほどプラスしたくらいでいいでしょう。具体的には10,000円、あるいは15,000円程度です。

親戚の子供への入学祝金額は?

中学生にもなってくると、子供の自立心も出てきます。親を介在させず、子供に直接渡すようにするほうがいいでしょう。金額の相場は5000円から10000万円くらいです。

お金を渡す際に、きちんとのし袋に入れて、あげる子供の名前をしっかりと記入し、入学祝と書くことも大切です。

知人・友人への入学祝金額は?

知人友人の子供の中学入学祝にあげる額の平均は5000円から1000万円くらいです。中学生くらいになると、子供の記憶に強烈に残るものです。

中学生ともなると、長かった小学校生活からの進級となるので、 子供扱いしないように接することが大切です。

高校の入学祝相場は?

自分の子供・孫への入学祝金額は?

高校生だと、ちょうど反抗期だったり、反抗期を終えたときであったり、あるいはこれから反抗期だったりするかもしれません。

よって、入学祝を渡しても露骨に嫌な顔をされたりと、不愉快な思いをすることがあるかもしれませんが、そこは、親として、大人として温かい目で見守ってあげましょう。入学祝の相場は20,000円です。

親戚の子供への入学祝金額は?

高校生ともなると、一丁前に金額の多い少ないを感じるようになってきます。よって高額の入学祝をあげなければならないのかとおもうかもしれませんが、ご両親が子供に挙げた入学祝金よりも高い金額の入学祝を上げると、親戚という関係上、ご両親と気まずいことになりかねませんので、ご両親にいくらくらい上げたのかを確認するのもいいでしょう。

知人・友人への入学祝金額は?

友人知人としての、高校生への子供への入学祝の相場は、10000万円です。親が子供に渡す入学祝の額と比べると、ずいぶん少ないように思うかもしれませんが、知人友人という立場を考えると、高校生に対しては10000円で十分です。もちろんもっと高額を与えるのは構いません。

大学/専門学校の入学祝相場は?

自分の子供・孫への入学祝金額は?

大学生ともなれば、30,000円から50,000円が相場です。ただし大学生となれば、親としても子供に対して、多額の経済負担をしているのではないでしょうか。

もしそうであれば、改めて入学祝として渡すのはどうか、とためらわれる方もいるかもしれません。

これから数年後に成人を迎える子供に、お金の大切さ、重みを教えることも、入学祝として大切なことですので、入学祝を渡すと同時に、入学祝以外にもかかった負担をきちんと伝えて、お金に対する教育もしつつ、入学を祝ってあげましょう。

親戚の子供への入学祝金額は?

10000円が相場です。大学への入学となれば、もうほぼ大人ですので、それなりの金額を上げるべきかと迷うかもしれません。

しかし入学祝の目的は、お金をあげると言ことよりも、入学をお祝いするという気持ちです。その気持ちに、いくらかの心づけを添えるというものですので、親戚であればなおさらそれほど高額な入学祝金を上げる必要もないでしょう。

知人・友人への入学祝金額は?

10000円が相場です。高校を卒業したとなれば、ほぼ大人です。しかも入学祝となれば、すこし特別な意味合いを帯びてきますので、もし入学祝としてお金をあげるのであれば、たとえ友人・知人の子供であっても10000円くらいの出費は覚悟したいものです。

まとめ

ここで紹介した相場はあくまでも参考であり、もちろんこれより少ない人もたくさんいますし、これより多くの金額を上げる人もたくさんいます。

また、お金ではなく、現物支給であったり、あるいは大学生ともなれば、大学の入学金や授業料をもって、入学祝だとすることもあるでしょう。

幾らをあげるかはそれぞれの自由で、なんの決まりもありません。

しかし、どれにも共通して言えることは、かならず、入学祝を上げるときには、きちんと熨斗に入れて、入学祝とわかるようにあげることが、大切です。

いくらたくさんの金額をあげたとしても、お札をそのまま渡してしまうと、もらう方のありがたみも半減します。

のしは百均でもコンビニでも売っていますので、かならず熨斗に入れて、上げるようにしましょう。

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