もし炊飯器の予約機能を使っていなかったら、今日からすぐに活用して下さい。
なぜなら、予約機能を使うことによって、炊きあがったご飯の保温時間を減らすことができるので、電気代が節約できます。
一回で約2.5円の電気代節約に!
さらに、予約で炊いたほうが、ご飯がお水に浸かる時間が増えるため、ご飯をより美味しく炊き上げることができるからです。
炊いて保温するより予約で炊くと電気代節約に?
例えば6時間後にご飯が炊きあがるとします。
すると実際の炊飯時間は約1時間とすると、予約で炊飯した場合は5時間が予約待機時間となります。
一方、すぐに炊飯を始めると、5時間を保温時間に費やすことになります。
5時間の予約待機時間における電力消費量と、保温による電力消費量を比べると、当然、予約待機時間における電力消費量の方が少ないです。
具体的にどのくらいの電力消費量の違いが有り、また電気代にどのくらいの差が出てくるかと言うと、おおよそ一般的な炊飯器の保温における一時間あたりの電気代は、キロワット単価を31円とすると、0.5円かかります。
一方、予約待機時間における電気料金は、1時間あたり0.1円以下です。
ちなみに炊飯はおおよそ5円ほどです。
つまり6時間後にご飯をたべるように準備するとすると、予約で炊いた場合の電気料金は5円+0.5円x5で、7.5円。
一方、予約で炊いた場合の電気料金は、5円+0.1円x5で5.5円となります。
一回の炊飯において、2.5円の差が出ることになります。
これが1ヶ月だと、75円。一年間だと900円となります。
つまり、予約でご飯を炊くと、一年間900円の節約になるわけです。
予約で炊くとご飯が美味しくなる理由
予約でご飯を炊くことのメリットは、電気代の節約になるということもそうですが、実はそれよりも大切なことは、予約で炊いたほうが、ご飯が圧倒的に美味しく食べることができるのです。
ご飯は炊きあがって蒸らした直後が一番おいしく食べることができそ、そこから、ご飯の美味しさは、どんどん低下していきます。
というのも、ご飯は水分を多く含んだときに美味しくなるのですが、保温をすることで、どんどんご飯の水分が失われていきます。
それにより、色は黄色みを帯びてきたり、ご飯がぱさついてきたりして、味とともに食感もどんどん落ちていきます。
よって、予約によって、食べる直前に炊き上げるのが、一番ご飯を美味しく食べることができるのです。
予約によって水を浸しすぎてしまうのは大丈夫?
予約でご飯を炊くのがいいことはわかってもらえたと思いますが、しかし、6時間後に予約した場合、5時間水に浸したままということになります。
そんなに長時間、お米を見ずに浸して置きっぱなしにすることは、問題ないのでしょうか?
実はお米は水に2時間浸すと、飽和状態となってそれ以上水を吸うことが出来ない状態になります。
ではそれ以上の時間を浸すことに問題はないのでしょうか?
実は炊きあがりの状態だけのことを考えると、2時間以上浸したとしても、ご飯の炊きあがりの状態にさほど違いはないそうです。
というのも、お米は100%お水を吸って、飽和状態になると、それ以上お米が水を吸わないだけであって、炊きあがりの品質に変化は出ないそうなのです。
よって、水に浸す時間をおおく取ることができる、予約による炊飯は、お米に水を最大限吸わせることができるので、とてもおすすめです。
まとめ
ご飯を予約で炊くことは、電気代の節約にもなるし、炊きあがったご飯を一番美味しい状態で食べることができるので、絶対におすすめです。
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