ジップロックで保存するなら空気を抜かなければ意味がない!
あなたがジップロックを使うときの目的は何ですか? ほとんどの場合が、食品などを入れて保存しておくためだと思います。
保存するからには、できる限り、食品が腐ったり、味が落ちたりしないように、長持ちさせるためにジップロックを使って、密封しようとするのですよね?
ジップロックで密封して大気をシャットアウトさせることによって、食品が酸素にさらされることがなくなるため、酸化するのを防ぎ、より食品は長持ちします。
理論的に言えば、まったく空気を遮断し、真空状態にすることができれば、永遠に腐ることがありません。
そんな保存の理想状態に近づけるためには、ジップロックのチャックを閉めるだけでなく、閉める前にジップロック内の空気をできる限り抜いておきたいものです。
というか、わざわざジップロックで保存をするのであれば、中の空気を抜かなければジップロックを使う意味がないのです。
あなたは真空にする機械、フードシーラーのようなものがないからと言って、真空にするのをあきらめていませんか?
実はなんの準備もなくても、簡単に真空にする方法がいくつかあります。
1 ストローで空気を抜く
ストローはどの家庭にもあると思いますし、もしなくてもコンビニなんかで、買い物ついでにお店に頼めば、無料でもらうこともできますね。
そのストローを、ジップロックを閉める際に、隅っこに挟んでおきます。
そして、ジップロックのチャックをストローのところ以外、全部閉めて、最後はストローのところから空気を抜きます。
より完璧にしたいときは、ストローから空気を吸ってしまいます。
実に簡単、単純で、だれでも思いつく技ですが、たったこれだけの作業で食品の保存期間がグーンと伸びますので、侮らずにトライしてみましょう。
2 キッチン台の角の縁を使う方法
次に簡単にできる方法は、キッチン台の縁の角を使う方法です。
ジップロックにものを入れた後に、ジップロックの入れ口の両端をもって、キッチンテーブルなどの角の縁にジップロックを滑らせることによって、空気を抜きます。
言葉で説明しても、ちょっとわかりにくいかもしれませんので写真を見ながら補足で説明します。
まずはものを入れたジップロックの入れ口の両端を持ちます。
まずはジップロックをキッチン台の角の縁の下に持っていきます。
そして両端を持ったまま、キッチン台の縁の角に押し当てながら下にずらします。
そしてチャックをします。
動画をみれば、より分かりやすいかと思います。
3 ジップロックを水に沈める
この方法も非常に簡単で、家にあるものだけで簡単に真空にすることができます。
これは、ジップロックに入れたものを、チャックを少しだけ開けたまま、ジップロックまるごと水に沈めます。
そうすると、水の圧力で、ジップロック内の空気が外に押し出されて、真空になります。
コメント
ジップロックは、酸素透過の高いポリエチレンです。
酸化します。