クッキー?パン?定番のレシピは難しい
もしあなたが、オーブン機能がついているオーブンレンジを持っているのであれば、オーブン機能を使わないと、もったいないですよね。
そこで、いろいろとオーブンでどんな料理ができるのか調べてみると、クッキーなどのお菓子や、パンなんかが人気のレシピとして出てきます。
確かにクッキーなんかオーブンを使うと美味しく焼けますし、女性であれば一度は作ってみたい人気のメニューでもあります。またパンなんかも、主食として食べている欧米では普通に家庭でオーブンを利用して作ったりするものですから、一度はトライしてみたいものではあります。
確かに人気のレシピだし、美味しいのではありますが、決して簡単とはいえない料理です。
なによりも、準備が大変。
めんどくさいことせずに、ただ、オーブンの機能を使ってみたい、それでいてせっかくなら、せっかくのオーブン機能だからこそおいしく作れるものをつくりたい。しかも簡単に、という人にうってつけなのが、冷凍ピザなのです。
冷凍ピザはレベルが高い
冷凍食品というと、手軽だけど美味しさが犠牲にされている、というイメージがありますが、最近の冷凍ピザは急速にレベルが上がってきていて、焼き方さえ間違えなければ、本場イタリアのシェフたちもうならせるようなプロの味を、家庭で再現してしまうほどなのです。
一昔前までは、日本ではピザといえば、アメリカ式一辺倒で、ファーストフートという側面が強かったのです。しかし、日本で食文化が成熟するに連れ、ピザのルーツとなる、じっくり食べるものとしてのイタリア式のピザが広まるようになり、それに応じて、冷凍ピザでも本物至高のピザの商品開発がされ、売られるようになりました。
昔と比べ格段に今の冷凍ピザの味が変わった点は2つあります。一つは生地、もう一つはチーズ。
アメリカ式ピザの生地は、生地がパンの様にふわっとしていて、例えて言うなら食パンのようなものでした。一方、イタリア式ピザは、生地が薄く、例えて言うならクロワッサンのような生地でした。多くの冷凍ピザはこのイタリア式の生地を採用していて、これが今までアメリカ式ピザに食べ慣れてきた日本人に、ピザが美味しいと思わせるようになったのです。
また、冷凍ピザは、使われているチーズにこだわっているものが多いです。イタリアの属するヨーロッパ大陸は、アメリカに比べると圧倒的にチーズの種類が圧倒的に豊富です。冷凍ピザは、そうしたヨーロッパ大陸にある豊富なチーズの中から、チーズ選びにもこだわっているために、今までと比べ、格段に美味しいピザを作り出すことに成功しているのです。
こうした理由から、最近の日本の冷凍ピザは、今までとは比べ物にならないほど、圧倒的に美味しいものとなっているのです。
オーブンなら本場イタリアと同じ調理法を再現できる
こうして、本場イタリアのピザに迫るこだわりの素材を使った冷凍ピザを、プロに迫る味に仕上げるか、まずいピザにしてしまうか、それは全て、焼き方次第なのです。
本場イタリアで、プロはどのようにピザを焼いているのでしょうか。それは、ピザ窯です。
非常に大掛かりな設備ですが、この原理は非常に簡単。窯の中の温度を高温にして、その温度を一定期間保てれればいいのです。
参考までに、伝統的なナポリピッツァを守るために1984年にナポリで創設された「真のナポリピッツァ協会」が定めている温度は次の通り。
・炉床の温度 約 485℃
・窯の天井の温度 約 430℃
・焼成時間 60~90 秒
これと同じような状態を実現できればいいのです。そしてほぼ、これと同じような状態を作り出すことができるのが、オーブンレンジなのです。
オーブンレンジでピザを美味しく焼く方法
オーブンレンジで美味しくピザを焼くのは、ピザ窯を使う際の方法と全く同じです。
ピザ窯でピザを焼く前は、まずピザ窯を入念に温めますが、それはオーブンレンジで言う、余熱というものです。
オーブンレンジではレンジ内を余熱によって温度を上げます。たいてい、冷凍ピザの説明書に、どの温度まで上げればいいか、書いてありますので、その温度になるように、オーブンレンジの余熱を設定します。
余熱の設定温度までオーブン内の温度が上がった時に、ピザをオーブン内に入れます。
どのくらい入れればいいのかも、ピザの説明書に書いてありますので、その時間投入すれば、完成です。
オーブンレンジを使う際に気をつけることは以下のページを御覧ください。
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