1,初めて使うときに一番初めにしなければいけないこと
もしあなたが、電子レンジを買って、まだ一度もオーブン機能を使ったことがないのであれば、まず「空焼き」をしなければいけません。
さもなければ、せっかくオーブンで焼いたものに、変な匂いが付着して、美味しい料理が台無しになってしまうことがあります。
なぜこんなことが起こるかといえば、オーブンを組み立てた際に、付着した工業用油が、電子レンジの庫内に残っていることがあるためです。
この油によって、飼っていたインコが死んでしまったという例もあるようです。
オーブン機能付電子レンジのカラ焼き等により小鳥が死亡-メーカーに対策を要望-
今までなんども電子レンジとして、使用してきたから大丈夫だろう、と思わないでください。
電子レンジを使用する時と、電子レンジについているオーブン機能を使う時とでは、庫内の温度は格段の開きがあります。というのも、電子レンジで食品をあっためるときは、温度ではなく電子で温めているために、庫内の温度を上げる必要が無いからでうs.
よって、電子レンジで使用していても、庫内に、まだ製品組み立て時に付着していた工業用油が残っていることがありますので、もし、電子レンジを購入してから、空焼きをしていないのであれば、料理に変な匂いがつかないようにするために、必ず空焼きをしましょう。
空焼きと空焚きの違い
ここで、一つ気をつけなければいけないのが、空焼きであって、空焚きではないということです。
空焼きは、庫内の残留物を焼ききるのが目的ですが、空焚きというのは本来、オーブンで焼くものが入っているとみたてて、オーブンを使用するという、想定外の使い方であるために、想定以上に高温度になり、やけどをしたり、あるいはレンジ機能の心臓部とも呼ばれる、マグネトロンという電波発振管の寿命が短くなってしまうことがあります。
2,余熱をかならずすること
電子レンジの場合は、ボタンを押せば即料理がスタートしますが、オーブンの場合、まずオーブン内の温度を料理に適した温度に上げる必要があります。
その温度は、料理によって異なりますので、レシピなどを見て、余熱温度を確認し、その設定温度になるように、オーブンを調整しましょう。
余熱の際は、決してまだ、料理を入れてはいけません。かならず設定温度になった時に、料理を入れないと、レシピ通りの仕上がりになりませんので注意してください。
3,扉の開け閉めをスピーディーに
扉の開け閉めは、スピーディーに行ってください。
せっかく余熱で庫内の温度を設定温度まであげたのに、扉の開け閉めをもたついて、長く扉を開けていれば、設定温度は一気に低くなってしまい、レシピ通りの仕上がりにならなくなってしまいます。
扉を開ける際は、中に入れる料理を、近くに置き、すぐに入れれるように準備しましょう。
レシピ通りに仕上がらない多くの原因は、この扉の開け閉めをもたついていたために、設定温度が低くなった状態で加熱を始めたことが原因の場合がほとんどです。
業務用のオーブンと違い、電子レンジのオーブンは、底が浅く、扉の開閉で容易に温度が下がってしまいますので、料理の出し入れは、スピーディーに行いましょう。
4,耐熱皿を使用しないと割れてしまうことも!
鉄のトレーや、陶器を使うのであれば、全く気にする必要はないのですが、もしガラスのお皿を使う場合には、それが耐熱皿であるかを確認して、使用しましょう。
電子レンジで使用するお皿の多くは、オーブンのような超高温状態で使用できないものがあります。
耐熱皿でないものをオーブンで使用すると、割れてしまうことがあり、せっかくの料理が台無しいなってしまいます。
5 こびりつきを防ぐためにオーブンシートを使いましょう
高温で料理したものは、お皿などにこびりつきやすいです。クッキーなんかの場合、オーブンで温めた後に、お皿に貼り付いてしまって、形が変形してしまったりなんてことになりかねません。
あとで掃除を楽にしたり、料理の型崩れを防止するためにも、かならずオーブンシートを使用しましょう。
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